【第114回】読者からの質問「両利きの人のギターは右利き用? 左利き用?
今週は読者からの質問にお答えします。このような質問は、僕が執筆した本に付いているアンケートはがきや、僕のホーム・ページ(http://www.kamofumiyoshi.com/qanda/)に送られてきたものです。では、"牛タン"さんの質問を紹介しましょう。
Q:
はじめまして、こんにちは。
エレキ・ギターを始めたいと思っている者です。
私はポール・ギルバートとジョン・ペトルーシが大好きで、彼らのようにギターを弾けたらなと思っています。そこで、ひとつ質問をさせていただきます。質問の内容は、ギターの利き手についてです。
私は、場面(行動)によって利き手が違います。
左ですることは、
・文字、絵を書く
・消しゴム
・箸
・歯ブラシ
・針を使った裁縫
などです。
右ですることは、
・投げる
・打つ
・蹴る
・パンチ
などとなります。
繊細な作業は左、力仕事は右、と分かれているようです。このような場合、ギターを選ぶなら右利き用か左利き用、どちらを使えばいいのでしょうか。ご教示ください。
A:
牛タンさん、はじめまして!
このご質問は、1月1日の元旦に拝見させていただきました(掲載されるのは2月になってしまいましたが、ご了承お願いいたします)。この2010年が、牛タンさんにとってギターを始められる記念する年になると良いですね!
早速回答させていただきます。これから、ギターを始めるのであれば(まったくギターを弾いたことがない状態)であれば、右利きであっても、左利きであっても、「右利き用ギター」をお勧めします。というのは、ふたつの理由があります。それを以下で解説していきましょう。
●右利き用ギターを勧めるひとつ目の理由
まずひとつ目は、「右利き用のギター、右利きを想定した機材が身近にある場合が多い」ということです。例えば、牛タンさんがロック・セッションなどに行って「Mr.Bigの曲をセッションしようよ!」となったとしますよね。セッションの場合、ご自身の楽器を持っていない場合、お店に置いてある楽器を借りたりする場合もあり得るでしょう。そういった時、右利きの方が何かと便利です。
また、楽器店などに行って試奏をする際にも、左利き用はギターがかなり限られてきてしまううんですね。
さらに、右利き用ですと「他人のプレイを参考にしやすい」という利点もあります。ギターを弾く友達も右利きの可能性が多いでしょう。よって、誰かと一緒に「ドリーム・シアターの曲をコピーしてみようよ!」となった時に、友達の弾き方を参考にしやすいんですね。
●右利き用ギターを勧めるふたつ目の理由
ふたつ目の理由としては、「実生活で使う手や指の使い方と、ギターの弾き方はほとんど関連性がない」という点があげられます。ポール・ギルバートやジョン・ペトルーシのような弾き方だったらなおさらですね。つまり、まったく慣れていない運動をしないといけない状態になります。
左利き用のギターを使って素晴らしいプレイをするギタリストもたくさんいるので、左利き用では上達できないわけではありません。しかし、現実的な理由を考慮し、右利き用で弾くことを推奨させていただきました。
実際の所、牛タンさんは両方が利き手みたいな状態なので、右利きの僕なんかよりずっと指や手が器用だと思います。練習すれば楽しく弾けるようになると思いますよ! がんばってくださいね!
●左利き用ギターのお勧め入門機種
以上のような理由で右きき用のギターをお勧めしますが、念のため、お勧めの左利き用ギターをリストアップさせていただきますね。左利き用の機種は、なかなか試奏の機会がないかもしれないので。ギター購入の際、ご参考にしてください。
・American Standard Stratocaster Left Handed
Fender U.S.Aブランドでしたら、このギターがお勧め。僕もこのギターの右利き用を使っています。とても良いギターだと思います。
・Squier Affinity Strat Left Hand
リーズナブルなモデルをご検討の場合は、Fenderブランドの「Squier」のギターをお勧めします。
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加茂フミヨシ プロフィール
国内屈指のギター教則本/DVDベストセラー著者である。webで「速弾き」「超絶ギター」などと検索すると、常に上位にページがランクインする。このことから読者からの認知度の高さが伺える。超絶技巧ギタリストとしてフェンダーUSA新機材のコンサルタント/アドバイザーを務め、フェンダーのバックアップを受けながらアルバム・リリース、レコーディングを行なっている。教育分野では単なる"いちギター講師"ではなく、大学・専門学校等の著名講師とも連携し、他講師への指導も行ないながら、その教育効果を多角的に検証している。著者は19歳という遅い年齢からギターを始めているので、最短の時間で上達する方法を自分自身に適用し、その効果を実証している。
公式サイト http://www.kamofumiyoshi.com/
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加茂フミヨシ ギター・レッスン受付 http://kamofumiyoshi.com/lesson
【『加茂フミヨシ式ギター・トレーニング』バックナンバー検索ページ】
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【教則本】
ひたすら弾くだけ!超絶ギター・トレーニング
ひたすら弾くだけ! ギター・トレーニング
ひたすら弾くだけ! アコギ・トレーニング
速弾きがうまくなる理由 ヘタな理由
【教則DVD】
DVD版:ひたすら弾くだけ! ギター・トレーニング
DVD版:速弾きがうまくなる理由 ヘタな理由
【オンライン動画】
●DVDより
『DVD版:ひたすら弾くだけ! ギター・トレーニング』よりデモ演奏「Chromatic Etude」と教則シーンのサンプル
『DVD版:速弾きがうまくなる理由 ヘタな理由』よりデモ演奏「幻想即興曲」と教則シーンのサンプル
●フェンダーUSA新製品発表会(イベントレポートはこちら)
YouTube - Fumiyoshi Kamo - Cliffs of Dover(G-DEC 3 Sound Check)
●2009年楽器フェア(イベントレポートはこちら)
YouTube - Fumiyoshi Kamo&Reuben Mann - The Loner(Cover)
YouTube - Fumiyoshi Kamo&Reuben Mann - Pick Up the Pieces(Cover)
YouTube - Fumiyoshi Kamo&Reuben Mann - Songbird(Cover)
●2008年楽器フェスティバル(イベントレポートはこちら)
YouTube - Fumiyoshi Kamo - All The Things You Are(Cover)
YouTube - Fumiyoshi Kamo - Pipeline〜Diamond head(Cover)
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