ライブレポート/マボロシ(坂間大介、竹内朋康)

  • ライブレポート/マボロシ(坂間大介、竹内朋康)をはてなブックマークに追加
  • この記事をYahoo! ブックマークに追加
  • この記事をGoogle ブックマークに追加
  • この記事をクリップ!
  • この記事についてtwitterでつぶやく
maboroshi_1.jpg

極上グルーヴを変幻自在に操るマボロシのスペシャルなパーティ・ナイト! ツアー"ラップ&ギターvol.2"の模様をレポート。

 

日本屈指のライマーであるMummy-Dこと坂間大介(RHYMSTAR)と"セクシー"の異名を持つギタリスト、竹内朋康(ex.SUPER BUTTER DOG)によるユニット、マボロシ。彼らの最新作『マボロシのシ』の発表後に敢行されたツアー"ラップ&ギターvol.2"のファイナル、赤坂ブリッツ公演の模様をお届けしよう。

文:尾藤雅哉(ギター・マガジン編集部)
写真:橋本塁


2009年5月15日@赤坂ブリッツ

5年にわたる活動の集大成という位置付けでもあったこの日のステージ。アルバムのオープニングを飾る「マボロシを聴きながら」が流れると、会場の熱気も一気に跳ね上がる。フロアから巻き起こる大歓声をバック・トラックに、パーティの幕は上がった。

「雑種犬」、「ジェイラップ」と立て続けにキラー・チューンをくり出し、スタートからエンジン全開のパフォーマンスを披露、シーケンス・グルーヴにドラムの肉感的なビートが混じり合うことで生み出される独自のダンス・ビートが腰を直撃、思わず体を揺らして反応してしまう。
続く「超ジェラス」ではDが"セクシー・コール"で観客を煽りまくり、それにこたえるように、竹内がジミヘン・コードを交えたアグレッシブなリズム・ワークと粘り腰のワウ・ギターで楽曲を躍動させていく。クールなリフ・ワークがとにかくカッコいい!
愛器である白いストラトキャスターを片手に、フロアのボルテージをグイグイ引き上げていく。

MCを挟んだあと、竹内と坂間が交互にラップを披露する「今宵の晩ごはん」、マボロシ流プロポーズ・ソング「なんとかなんのさ」を披露。そして「記念日」ではスペシャル・ゲストとしてさかいゆう(vo、p)が登場! 響きわたる伸びやかで甘い美声に会場が酔いしれたのだった。

maboroshi_2さかいゆう.jpg


ツアー・ファイナルに華を添えるサプライズはまだまだ続く。「Music Is Mine」ではCrystal Kayが登場し、力強い歌声で彩りをそえる。続く「セクシー」では、竹内のフリーキーなフレージングが炸裂! オーバー・ハンド・プレイを交えた"魅せるギター"で会場を大いに盛り上げていく。

maboroshi_3CRYSTAL_kay.jpg


ライブも中盤戦に突入すると、1st『ワルダクミ』から「泥棒」、「THE ワルダクミ」、「廻し蹴り」をプレイ。「廻し蹴り」では、なんとMUROとDABOが飛び入り参戦! この奇跡の競演に、フロアに大歓声が巻き起こる。

maboroshi_4DABOMURO.jpg


そして、恩人でもある亡き叔父に向けて書いたという「日本の親父昭和の親父」では、坂間大介の実弟であるKOHEI JAPANを迎え入れて、感謝の言葉を紡ぎ上げていく。アコースティック・ギターと言葉のみで魅せる美しく感動的な雰囲気が会場いっぱいに広がっていった。

ステージ終盤になってもその勢いは衰え知らず! アッパーなパーティ・チューンとエンターテインメント性に溢れたステージングで、会場をダンス・フロア化させていく。本篇ラストは"魂を込めた曲"という「ヒーロー」で締めくくられた。

鳴りやまぬアンコールに迎え入れられ再登場した彼らは、なぜか全員白衣姿。アルバムにもゲスト参加した女性アーティストを彷彿させるその姿に、フロアにどよめきが走る。
それを打ち消すかのように"本当に来ないからね! サビは女の子が歌って下さい(笑)"という絶妙の前フリ(?)MCでスタートした「あまいやまい」で、椎名林檎本人が登場! 妖艶なオーラをまとった美声で観る者を圧倒する。
ラストは「HARDCORE HIP HOP STAR」で充実のうちにパーティの幕は閉じたのだった。

今後、坂間と竹内は個々の活動に集中していくとのこと。マボロシとしてのふたりが観られなくなるのは、非常に残念だが、フロアを熱狂させるグルーヴ・マスターたちが仕掛ける"ワルダクミ"に胸が躍らずにはいられない。

ハイクオリティなエンターテインメント性を備えた音楽性に身も心も踊らされ、その唯一無二のパフォーマンスに酔いしれた一夜となった。

maboroshi_5.jpg

【SET LIST】

SE:マボロシを聴きながら
01. 雑種犬
02. ジェイラップ
03. 超ジェラス
04. 今宵の晩ごはん
05. なんとかなんのさ
06. 記念日 feat.さかいゆう
07. Music Is Mine feat.Crystal Kay
08. セクシー
09. You Gonna Get Yours
10. ワンモアヴァース
11. 泥棒
12. THE ワルダクミ
13. 廻シ蹴リ
14. KOHEI JAPAN・入場曲[続・男はまあまあつらいよ]
15. 日本の親父昭和の親父 feat.KOHEI JAPAN
16. キッチンくん
17. SLOW DOWN!
18. マボロシのほし
19. ヒーロー
~ENCORE~
20. あまいやまい feat.椎名林檎
21. HARDCORE HIP HOP STAR

[マボロシ 公式サイト]

このカテゴリーの他の最新記事
【ライブ・レポート】Plastic Tree
【ライブ・レポート】GUITAR STUDY 4
【ライブ・レポート】BREAKERZ
【ライブ・レポート】クーラ・シェイカー×サンボマスター
飛行機の装飾が美しいアコギ、シンプルなデザインが魅力のモデル(Fender/VOX/Paul Reed Smith/baden)
PR

ライブレポート/マボロシ(坂間大介、竹内朋康)

Feature

  • レコーダー+ムービーカメラのモニター募集中!!
  • ミュージシャンのエネルギー革命!
  • MI Japan 3誌連動・動画セミナー
  • ko、今剛らによる大人のロックバンド!無料ライブ応募受付中!!
  • ギタマガ編集部のTOKYO GUITAR SHOWレポート!
  • ギター・マガジンの記事に連動した動画一覧
  • 8月の質問:アコースティック・ギターで弾き語りたい曲と言えば?
  • エフェクター&アンプ最新カタログ/フェンダージャパン特集/リペアショップ・ガイド

PR広告

Rittor-Musicの雑誌・書籍

リットーミュージックのWEBサービス